カンボジア シェムリアップの消防組織を調査
早稲田大学の長谷見雄二名誉教授によるカンボジア王国シュムリアップの消防団設立の調査のため、当社代表務台俊介が2026年1月15日から17日まで同市を訪問しました。
カンボジア・シェムリアップ州:日本式消防団モデルの導入検証
世界遺産アンコールワットを擁し、国際的な観光都市として発展を続けるシェムリアップ州ですが、その華やかな発展の裏で「常備消防職員(プロの消防士)が極めて脆弱である」という致命的な防災上の課題を抱えています。
【現地調査で判明した課題】
民間主導の限界:現地の高級ホテルなどは自前で消防組織や設備を整えて防衛していますが、一歩敷地の外に出れば、地域コミュニティを網羅する消防体制は存在していません。
初期消火能力の欠如:ひとたび火災や災害が発生すれば、地域全体へ延焼するリスクが極めて高い現状を確認しました。
【当研究会の提案とアプローチ】
この課題に対し、当研究会は「日本式消防団モデル」の導入を提案しました。
日本の消防機器メーカーの協力を仰ぎ、現地に適した「可搬式消防ポンプ」等の提供を軸に、住民自身が地域を守る自主防災組織(消防団)の設立プロセスを検証。現地自治体関係者とも緊密な協議を行い、制度運用の土台構築に向けて大きな手応えを得ました。




